Saturday 20 November 2010

化物語

Maruzen_kawasaki_neko

そういえば、先週の本の売り上げの一位がこのシリーズの本だったようです。ラノベに限れば1位から4位までを西尾さんの本で独占とか。

アニメイトとかだとコミックの棚に置かれてしまうサイズではあります。1000円やら1500円を超えるいい値段だったりします。ただ、1冊のボリュームとしては文庫サイズでの2冊分位はありそうなので、めちゃくちゃ高いわけでもなくほんのちょっと高め風味。でも装幀を考えるとそんなものかなという風味。

アニメをちょっとかじってからの原作でしたが、やはり原作あってのアニメかなと。
「言葉」を上手く使っているかなというのが全体としての印象。会話といい怪奇といい。テンポがとてもよい風味。
言葉の応報が気持ちよいのです。
後に語られる事になる黄金週間の背景事件をにおわせながら、新しい怪奇が次々と登場。主人公が不器用。話ごとのヒロイン。ありがちな要素で構成されているにもかかわらず従来作品とは違う味が出ているのも魅力やもと。

個人的には「お姉さま」を思い出させるファクター多数で、他の人との受け方が違ってきているのかなぁ。

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